はんなり京女のやまとぅ嫁便り　　　　～SAKURA　WEDDING～

土曜日から続いていた出血ですが、
4月17日の9時30頃、トイレでぼ～を包む袋が出血と一緒にでてきました。

その時点で、あぁ・・・ぼ～は旅立ったんだなってわかりました。
ダンナも仕事に行く前で、おうちにいたので、
血だらけの手で、怖がるかなぁ・・・と思ったけどぼ～の袋をみせました。
けど、ダンナは怖がることなく落ち着いてぼ～の袋をみていました。
袋をすぐに破膜して、中身を確認したのですがぼ～の姿はなく羊水がでてきただけでした。
多分、「枯死卵」だったんだろうと思います。

念のために、病院へ行きエコーで確認しましたが、私の子宮の中はからっぽでした。

流産という結果になりましたが、
ちょうど３月18日に妊娠が発覚し、ぼ～が旅立ったのが4月17日で、
丸々１ヶ月の間、成長してなかったとはいえ、間違いなく私の子宮の中にぼ～は存在したわけで、
妊娠してから、ぼ～が旅立つまで不安で毎日つぶれそうでいっぱい泣いて、
又、ぼ～が産まれたらって将来のことをダンナと二人で話したこともあります。

ぼ～は旅立ってしまったけど、いろんなものを運んできてくれました。
糖尿病があって、とても生理不順だった私に妊娠できることを教えてくれました。
また、ダンナにも新しい命が宿ることのすばらしさを教えてくれました。
あんなちいちゃな命なのに、こんな大きなからだをした私たちにいろんな事を教えてくれました。

ぼ～には感謝でいっぱいです。
何もできなかった私たちですが、今、私たちは小さな仏壇をつくって毎日ぼ～に話しかけて
お菓子やご飯をお供えして、ぼ～が一人でもちゃんとお空に旅立てるように導いてあげることをしています。

コメントをいただいた皆様にも本当に助けられました。
本当にありがとうございました。

また新しい命に恵まれるように二人でがんばっていきたいと思います。
そして、多くの人の方にも新しい元気な命が芽生えることを祈っています。