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2009年03月17日

オカンの手術

3月10日、オカンが手術を受けました。

実は、うちのオカンもともと、先天性股関節脱臼で出生しました。
その後、小さい頃に治療したのち、私たちが大きくなるまで
オカンはバリバリ仕事もしていたし、おいしいご飯も作ってくれていました。
しっかりと、歩行していたのですが・・・・

私が高校生の時に、両親が離婚して、しばらく会わない期間があって
5年ほどした後、オカンに会ってみると・・・

両杖をついて歩行しているちっちゃくなった、オカンがソコにいました。

その頃は、まだ何も思わなかったのですが、
こちらに来てから、オカンがかかっている整形外科に一緒に行く機会があり、
レントゲンを観てみると・・・・

大腿骨(太ももの骨)の頭が、股関節にグさっと刺さるように変形していました。

今まで、手術を受けるように言われていたみたいですが、
なかなか覚悟ができなかったようで、
そんなこんなしているうちに、私は沖縄に嫁ぎ、
妹には長男が生まれで、なかなか手術するという気持ちにならなかったようです。

それが、私がいいチャンスととらえていいのか、体調を崩して
しばらく、京都にいることになって、一生懸命説得して説得して
ようやく、母が手術すると決めてくれました。

でも、手術にいたるまでには、いろんな事がありました。

母には、C型肝炎という持病があります。
また、低カリウム欠損症という病気を患い、入院したことがあります。
そのせいで、内科的にも大きな病院ですることがいいと判断し、
まず、信頼できる病院にと、母の内科でかかっている病院の整形外科は評判が悪く、
情報を収集しましたが、あまり信頼できる病院ではありませんでした。

そして、次に考えた病院は一度母が手術(子宮脱)を受けた事があり、
内科的な情報もある程度把握できている隣の市の病院に行ったほうがいいと判断し
受診をしたのですが・・・・

母の足の状態は対応できないと、判断され、京都市内の大きな大学病院で
手術をうけることになりました。


実は、この病院で去年、母の妹(叔母)も整形外科の手術を受けていました。
手術は大成功で、今はとても良くなったと、叔母はよろこんでいたのですが・・・

なぜか叔母の家庭では、うちの母が同じ病院で
手術をするというのが、面白くないという話を聞きました。
(叔母の印象が悪くなるとか、そんな理由らしいのですが)

私は、何年も病院に勤務してきましたが、
そんな話は聞いたことがありません。

なぜなのかは、分かりません。
ただ、私が分からないのは、血を分けた姉妹なのに、
なぜ、自分が良くなったので、手術をすすめたり、応援したりできないのか?
という事でした。

母方の親戚にも相談しましたが、みな口を揃えて応援してくれると言ってくれました。

母は、叔母や叔母の家族が言った言葉にひどく傷つき、
手術をしないと、言ったりしていましたが、
私たち、娘が一生懸命、説得してようやく手術に臨むことができることになりました。

当初、手術時間は2~3時間と説明を受けていました。
沖縄から、相方も京都に来てくれて、二人で母の手術が終わるのを待っていました。

3時間すぎても、4時間過ぎても母は帰ってきません。
ただ、時間だけが過ぎていくだけで、手術室の中の事はわかりません。

手術内容は、今までの経験でどのようなことをするのかはわかっていましたが、
母が帰ってきたのは、7時間後でした。

一体、何があったのか、母が手術室から戻ってきたとき、
ホットしたのか、少しウルっときました。

でも、ここで泣いていては付き添いの意味がありません。
麻酔から、覚めてボーっとしている母に対して、
覚醒を促す為に、いろいろ話し掛けたり、
意識状態の確認をしたり、していました。

手術は、少し難しかったということでした。
今まで、手術しなかった分、筋肉や筋が固くなり、
なかなか骨がでてこなかったり、
人工関節を挿入する際に、うまくいかず挿入しなおしたりしていた為、
どうしても、時間がかかってしまったとのことでした。

手術後のレントゲンをみて、キレイな母の股関節をみて、
とても感動しました。

現在は、車椅子に移動して、トイレに行ったり、電話をかけに行ったり
できるようになり、明日からは歩行練習もはじまるとのことで、
とても、よかったと思っています。

さて、次はもう片方の足です。

手術時期はまだいつになるか、分かりませんが
きっと、母が今まで以上に楽に暮らせる日々がやってくると信じて、
今は、病院に2時間半かけて、通っています

母が、退院する時には桜が咲いているかな?
元気になった母と、桜祭りに一緒に行くのが今の一番の楽しみです




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この記事へのコメント
手術の成功、おめでとうございます。

お母様、すごく大変だったんですね。
でも、躊躇していた手術も、琉風さんがそばにいてくれたから、とても心強かったと思いますよ。
それにしても、親戚の方々の対応は??ですね…。

お母様が1日も早く回復され、お二人で桜祭りを楽しめるよう願ってます。
Posted by シナポンシナポン at 2009年03月20日 02:26
>シナポンさん

ありがとうございます。
昨日、母の顔を見に行ってきましたが
元気そうで安心しました。

今から、桜祭りがとてもたのしみですw
Posted by 琉風(りゅう) at 2009年03月20日 02:55
 
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